2012年 9月 8日(木)  
キアシシギ・・・とても厳しい

野島でヒレアシシギが泳いで居るような、何かなとよく見ればキアシシ
ギが溺れているような、泳いでいるような。


ことの起こりは、この2羽のキアシシギであります。泳いでいたのは上
側のキアシシギです。キアシシギは1羽1羽でエサをとります。このため
か餌場のテリトリー意識が強い個体が居ます。そのような固体は進入
してきた他のキアシシギを攻撃します。
普通、攻撃された方は、すぐ飛んで逃げます。ところが何故か、、奥の
固体が逃げられず、海にどっぷりと浸かっています。


相手が逃げないのに怒り、下の固体が、攻撃を仕掛けます。


執拗に追いかけ、執拗に攻撃します。追われる方は、飛ばずにただ逃げ
るだけ。


最後は、つつかれて海の中に押し込まれます。無残の一言。


やっと開放され、翼で泳いで岸に向かいます。何故歩かないの?。ま
るで雑巾のようになって。


浅い所で、ほとんどぐったりという感じです。


岸に上がってみると、左足を怪我していて、自由が利かないようです。
しばらく、動けませんでした。先日、アサリに足を挟まれていた「イテテ・・
キアシギ」のような気もしますが。確認できません。とても体力を落とし
ているようです。


最初は黙って見ていたのですが、岸に上がろうとすると、何回も何回も海側に追い立てられ
ていました。飛ぶ元気もなさそうで、人の目には、弱いものいじめとしか写らないのです。や
むなく、強制介入して、「いじめて」いる方を追い払いました。手を打つた音だけで、「いじめっ子
」は逃げてくれました。

基本的には、自然に、人は介入してはいけないのでしょうが。

写真は、全てコンデジで撮影したもので、画質は悪いです。
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のらくら鳥見日記
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